緯度経度の(*)印は対象場所(エリア)の中央付近の座標です。無印は周辺再近場所での測位座標です。
28)長塚古墳 《ながつかこふん》 所在地:堺区百舌鳥夕雲町2丁
北緯:34°33′16″ 東経:135°29′27″(*)
全体位置図

長塚古墳は、JR百舌鳥駅の南西脇の番の横にある前方部を西に向けた前方後円墳です。周りが住宅街で古墳そのものにも立ち入りができないため、全体を見ることはできませんが、墳丘規模は全長約100m、後円部径約55m、後円部の高さ約7.5m、前方部幅約67m、高さ約8.5mで3段に築成されています。
南側のくびれ部分に造出しが確認できますが、現在では植物が茂り、輪郭がはっきりしなくなってきています。
最近の調査で、幅約14mの周濠が存在したことは認められていますが、既に住宅地の下に埋没していて、確認はできません。
円筒埴輪や周濠跡からは葺石が出土していますが、主体部の調査はなされていないため、構造や副葬品など詳細についてはわかっていません。

築造時期は、出土した埴輪から5世紀中頃と考えられていますが、資料が少なく細かい年代の推定は難しいところです。

昭和33年(1958年) 5月14日 国の史跡に指定されました。

長塚古墳はJR阪和線の線路脇道路側から望むことができるが、船体を把握することはできない。
長塚古墳、仁徳陵等の石碑が望める程度。
現在の長塚古墳の様子。
樹木が生い茂り、前方部(左側)や造出しの輪郭がはっきりと確認できない。